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イギリス人の仕事に対する考え方【やることやってたらサボりもありなの!?】

イギリス人の仕事に対する考え方ってどんなもの?

 

ライフワークバランスという言葉が日本でも浸透していますが、ここイギリスではそのバランスを何よりも大切にしています。日本と比較すると、仕事のためにプライベートを犠牲にすることはあまりありません。

 

日本で働いた経験と、日本人マインドを持ったままイギリスで働いている経験をもとに、イギリス人と日本人の仕事に対する考え方の違いをご紹介していきます。

 

こんな方におすすめ

  • イギリスでの就職に興味がある方
  • イギリス人と日本人の仕事に対する価値観の違いに興味のある方

 

仕事よりもプライベートが大事

【イギリス】仕事よりもプライベートが大事

 

イギリス人は仕事よりもプライベートや家族を大切にする人が多いです。仕事が家に介入するのは嫌がりますが、逆は問題ありません。

 

たとえば、上司の奥さんから会社に電話がかかってくることがあります。聞きたくなくても奥さんのよく通る声がもれて聞こえてくるのですが、内容は「帰りに牛乳買ってきて」や、「探し物が見つからないんだけど、どこ?」など。携帯につながらなかったからって、急用でもないのに会社に電話してくる必要ある!?と最初は思ったものですが、耳を澄ますとそいういう会話は他でもよく聞こえてきます。

(聞きたくなくてもと言ったのは真実ではありません。本当は耳ダンボです。すみません。)

 

ハーフタームなどの子供の学校の長期休暇に合わせて有休を取るのもいたって普通のことですし、学校行事などで数時間穴を開けるだけならば、ランチの時間で補うなり早く出社して補うなりすればいいという考え方です。

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成果主義のサボり

【イギリス】成果主義のサボり

 

雇用契約書に書かれている範囲のタスクさえ完了していればいいという考え方なので、サボるときは堂々とサボる人が多いです。私の目にはサボっているように映りますが、本人達にすると「やることやってるんだからいいよね」というマインドなのかもしれません。

 

日本人は職場で暇な時間ができると、資料の整理をしたり、業務に関係する勉強をしようと考える人が多いのではないでしょうか?特に上司の目の前で堂々とサボることはありませんよね?

 

同僚を見ていると、業務時間内にヘッドホンをつけて音楽を聞いたり、サッカーの試合を見たり、オンラインショッピングをしたりと自由気ままです。成果主義なので、仕事さえできていればそれでOKという考え方です。

 

基本残業はしない

残業が続いた日のこと。「残業しないといけないぐらい仕事を抱えるのはマネージメントの責任。ちゃんと上司と話すべきだ。」と同僚に強く言われたことがあります。よくよく話を聞けば、一人が残業をすることで残業をしないといけないかのような雰囲気を作り出してほしくないという気持ちもあったようです。

 

イギリス人は基本残業はしません。それは仕事よりもプライベートが大事ということにも起因しているでしょうが、それ以上に残業しないといけないという雰囲気がないからかもしれません。上司より先に帰りにくいという空気もまったくありません。自分のタスクさえ完了していればそれでよしなのです。

 

関連記事>>>イギリスの働き方【ぶっちゃけ日本とどっちが働きやすい?】

 

気の乗らないアフター5のお付き合いはしない

【イギリス】気の乗らないアフター5のお付き合いはしない

 

気の乗らないお付き合いには一切参加しません。それは業務時間外はプライベートの時間とはっきりと区別をつけているからです。

 

たとえ同僚の送別会や会社のイベントであっても、興味がないものは何かと理由をつけて断ります。上司も強要することは一切ありません。なぜならそれはプライベートの時間だから。オンオフの区別がはっきりしています。

 

余談ですが、パブが大好きなイギリス人は、気乗りする飲み会であれば何も食べずにビールをひたすら飲み続けます。イギリス人七不思議の一つです。

 

仕事してますアピールが上手い

もちろん全員が全員とは言いません。でも、1の仕事しかやっていないのに10アピールする人がちらほら。

ある日、上司との人事評価面談を終えて戻ってきた同僚が、自分がいかにアピールしたかを熱く語ってくれました。

えっ!?いやいや、あなたは仕事終わってなくてもサボってるよね?盛るにしても盛り過ぎじゃない?と呆れてしまいましたが、ただ違う視点から見れば、これぐらい自分をアピールしていかないと貧乏くじ引くんだろうなと反省した時間でもありました。

 

日本人は「縁の下の力持ち」的な考え方が染み付いてませんか?公言しない方が美徳とでもいうのでしょうか。

普段の仕事ぶりをきちんと見てくれている上司ならそれでいいのかもしれませんが、そうでない場合、しっかりと自己アピールをしていかないといけないのかもしれません。

 

お酒片手にランチミーティング

【イギリス】お酒片手にランチミーティング

 

イギリス人とパブは密接な関係にありますが、パブ文化は仕事にまで介入してきます。ランチミーティングと称しパブに行き、ビールを片手に仕事の話をすることもあれば、パブが取引先との面談の場として使われることもあります。ひと昔と比べると減ったとはいえ、金曜の午後社内のエレベーターがお酒臭いなんてことも。

 

イギリス人が日本人と似ているところは本音と建前があることだと感じますが、お酒が入ると本音が出やすくなりますよね?ビールを飲みながらリラックスした雰囲気で仕事の話を進めたいという気持ちがあるのでしょうが、パブから戻ってきて、デスクでゆらゆら船を漕ぐぐらい飲んでしまう人がいるのもほんとの話です。

 

まとめ

イギリス人は働くために生きるのではなく、生きるために働きます。プライベートを有意義に過ごすためにお金がいる、そのために働くというマインドが軸にあります。仕事が大好きで熱血仕事人であったとしても、プライベートの時間はしっかりと確保できるようライフワークバランスを大切にします。ライフワークバランスが保てない環境であれば、真っ先にすることは転職先を探すことかもしれません。

 

イギリス人と日本人を比較して、働き方に優劣をつける気はまったくありませんが、ケーススタディとして世界にはこういったマインドで働く人達がいるよということを提示してみました。

 

「牛乳を 買ってこいとの 電話やめ」

 

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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