イギリス生活

イギリスのクリスマスの過ごし方【日本のお正月みたいじゃない?】

イギリスではクリスマスってどうやって過ごすの?

 

一年のうちで一番盛り上がるイベントのクリスマス。

イギリス人はこのイベントを楽しむための準備を惜しみません。準備段階も楽しむイギリスでのクリスマスシーズンの過ごし方をここにご紹介します。

 

クリスマスは家族のイベント

【イギリスのクリスマス】家族のためのイベント

日本ではクリスマスといえば、カップルで過ごす一大イベントですよね?

イギリスでは家族が集まり、一緒に食事をしたりゲームをしたり、家族団欒の日とされています。

日本では12月24日のクリスマスイブの方が盛り上がりますが、イギリスでは25日のクリスマスがメインになります。

 

年賀状みたいなクリスマスカード

【イギリスのクリスマス】クリスマスカード

クリスマスカードは日本の年賀状のような役割をしています。

家族や友達、ご近所さんはもちろん、日頃会えない遠方に住む家族や友人にも「元気だよ」「元気ですか?」のメッセージを伝えるのに欠かせないものです。

小学校からは毎年クラスの子供たちの名簿表が配られ、担任とアシスタントの先生、クラスの子供たち全員に書くことになります。

チャリティー精神が根づいているイギリスでは、ホームレスの支援団体や癌の研究機構からもクリスマスカードが売り出され、その売上金が支援やリサーチのために使われます。

 

クリスマスツリーはどっち?

【イギリスのクリスマス】クリスマスツリー

クリスマスツリーは既製品のものも多く売られていますが、生木のツリーも露天で売られています。そのため、クリスマスシーズンは大木を重たそうに抱えた人たちを街中でよく見かけます。

2020年はコロナの影響もあり、少しでも気分を明るくしようとクリスマスツリーを早く飾り始める家庭が多かったようです。

基本的にクリスマスツリーは家の中に飾ります。玄関にはクリスマスリースを、窓や外壁には電飾を飾る家庭も多いです。この時期に夜道を散歩すると、いたる所にクリスマスの雰囲気が感じられてとてもきれいです。

 

公共交通機関に気をつけて

【イギリスのクリスマス】公共交通機関がストップ

12月25日は地下鉄やバスなどの全ての交通機関が止まります。観光スポットなどもほぼ全てが閉まります。

クリスマスシーズンにイギリスに来られる方は要注意です。レストランやスーパーなどもほぼ閉まっているので、事前に食糧を調達しておくことをおすすめします。

 

クリスマスイブの過ごし方

【イギリスのクリスマス】クリスマスイブの過ごし方

12月24日のクリスマスイブは、12月25日のクリスマス当日のための準備をする日になります。

イブの日は里帰りする人が多いため、主要駅が混み合います。日本のお盆やお正月の帰省ラッシュのイメージです。

イブの夜、子供たちはストッキングと呼ばれる赤い靴下を飾りつけ、サンタクロースとトナカイにお礼の準備をします。サンタにはミンスパイやクッキーにシェリーかミルク、トナカイには人参です。これをテーブルに備えて出迎える準備は万端。翌日の朝にプレゼントを開けることを楽しみに眠りにつきます。

 

プレゼントのラッピング

【イギリスのクリスマス】クリスマスプレゼントのラッピング

子供たちへのプレゼントは大きいものを一つではなく、いくつか購入してどんなに小さいものでもラッピングをします。

子供たちが目を覚ます前にクリスマスツリーの下に置いておき、12月25日の朝、プレゼントを一斉に開けてクリスマスのスタートです。大人も同じです。家族全員分のプレゼントを用意します。

イギリスでは通常、包装紙を自分で買い、一つずつラッピングします。

余談ですが、イギリス人は包装紙を日本人のようにきれいに開けることはしません。時間をかけてラッピングした包装紙を、これでもか!というほどビリビリに破いて開けます。

贈りたいギフトが見つかるTANP

クリスマス当日に食べるもの

【イギリスのクリスマス】クリスマスディナーsource: The Independent

クリスマスの食事が始まる前に、まずクリスマスクラッカーを両手にもち、両隣の人とひっぱり合います。パーン!という音と共にクリスマスパーティーのスタートです。

クリスマスクラッカーの中には、たいてい小さいおもちゃや紙でできた王冠が入っているので、王冠を頭に乗せて食事をします。家族全員で王冠を頭に乗せながら食事する姿はちょっとお茶目です。

 

食事はローストディナーでターキー(七面鳥)の丸焼きに付け合わせが基本です。

芽キャベツやポテト、ヨークシャープディング、ピッグスインブランケットと呼ばれるソーセージをベーコンで巻いたものをサイドに添えて食べます。ソースはグレービーソースに果物のクランベリーソースが添えられます。

各家庭によって、ターキーの中につめるスタッフィングや付け合わせの種類は変わります。まるで日本のお節やお雑煮のようですよね。

残ったターキーは翌日カレーやサンドイッチに変身し、食べ切るまで続きます。これまたお節を三が日食べるというのに似てますよね?

デザートにはクリスマスプディングやミンスパイが基本です。

ブランデーや香辛料が入っているので、大人の味です。日本で食べるイチゴのショートケーキの方が断然おいしいと思うのは、私だけではないはずです。

エリザベス女王のメッセージ

source: BBC News Japan

毎年12月25日の午後3時にエリザベス女王のメッセージがテレビで放送されます。

ターキーを食べながらエリザベス女王のスピーチを聞くことが恒例となっています。この時間を家族と共有することで、今年も無事クリスマスを迎えられたなという気分を味わうようです。


ボクシングデーって何の日?

【イギリスのクリスマス】ボクシングデー

12月26日はBoxing Day(ボクシングデー)と呼ばれる祝日です。

初めてボクシングデーと聞いたときは、スポーツのボクシングに関係があるかと思ったのですが、まったく関係ありません。

諸説は複数あるようですが、教会が貧しい人たちのために寄付を集めたBoxを開ける日だったことにも由来するようです。

 

この日はバーゲンセールが行われる日です。

開店時間を早めて早朝5時から営業している店舗もあります。街は買い物袋を手にした人たちで賑わいます。この時期に翌年のクリスマスプレゼントを買う人もいるほど、どのお店も大幅値下げをしています。

 

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まとめ

イギリスの暗くて寒い冬をぱっと明るくしてくれるクリスマス。

イギリスのクリスマスは、一年で一番家族の温かみを感じるイベントです。除夜の鐘で新年を迎え、家族でお節を食べる日本のお正月に少し似ていると思いませんか?

「クリスマスはイギリスで過ごして、お正月は日本で過ごす」

まだ経験したことはないですが、これが最高の冬の過ごし方ではないかと感じます。

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